DSKブロックポリイソシアネートの特長
ブロックポリイソシアネートは、ポリイソシアネートのイソシアネート基をブロック剤でマスクし反応を抑制した化合物で、ポリオールやポリアミンと混合した状態で長期間貯蔵することが可能です。
ブロックポリイソシアネートは、ブロック剤が解離する温度まで加熱するとイソシアネート基が再生され、これがポリオールやポリアミンと反応して熱硬化物が生成されます。
DSKブロックポリイソシアネートは、弊社独自の技術により、一般的なブロックポリイソシアネートより低温で解離し、高速で反応が進行します。そのため、エネルギーコストの削減や利用範囲の拡大に寄与します。
DSKアンモニアブロックポリイソシアネート
特長 |
外観 |
ポリメリックMDIをアンモニアでブロックした低温解離タイプです。現在認知されているブロックポリイソシアネートの中で最も低い解離温度を有しています。ポリアミンとの共存下において、70-130℃の加熱でアンモニアが解離し、アミド結合により急速に硬化が進行します。また、ブロック剤解離時の減量が極めて少ないタイプです。低沸点溶媒に溶解させた溶液として提供します(特許出願中)。 |
アセトン/IPA 溶液 |
DSK炭酸ブロックポリイソシアネート
特長 |
外観 |
イソシアネートを炭酸水素カリウムでブロックした環境対応型のブロックポリイソシアネートです。ブロック剤の解離時にVOC(揮発生有機化合物)が発散しません。また、ブロック剤解離時の減量率が極めて少ないタイプです。レジン(固形)として提供予定です(特許第5307308号)。 |
開発中 |
DSKオキシムブロックポリイソシアネート
特長 |
外観 |
ポリメリックMDIをオキシムでブロックした中温硬化タイプです。弊社独自の改良技術により、オキシム系ブロックポリイソシアネートの中では比較的低い温度でブロック剤が解離します。ポリオールとの共存が無い場合、ヌレート結合を形成し、自己重合が進行します(一部仕様を除く)。水性ディスパージョンとして提供可能で、レンジ(固形)での提供も予定しています。 |
水性ディスパージョン
レジン(開発中) |
DSKメタノールブロックポリイソシアネート
特長 |
外観 |
ポリメリックMDIをメタノールでブロックした高温硬化タイプです。弊社独自の改良技術により、低級アルコール系ブロックポリイソシアネートの中では比較的低い温度でブロック剤が解離します。ポリオールとの共存が無い場合、ヌレート結合を形成し、自己重合が進行します。水性ディスパージョンとして提供可能で、レジン(固形)での提供も予定しています。 |
水性ディスパージョン
レジン(開発中) |
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